小ネタ② 五行説1
2023.06.08
五行学説の特徴
相生・母子 |
木生火 |
木は燃えて火となる |
火生土 |
火が燃え尽きて土となる |
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土生金 |
土の中から金属が採れる |
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金生水 |
鉱脈から水が湧き出る |
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水生木 |
水が木を育てる |
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相克(剋)・相勝 |
木克土 |
木は土の養分を奪う |
土克水 |
土は水を埋める、堰き止める |
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水克火 |
水は火を消す |
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火克金 |
火は金物を溶かす |
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金克木 |
金物で草木を切る |
相乗(そうじょう) |
相克が過剰に起こっている異常な状態、病的状態 克する側が強くなりすぎた場合と、克される側が弱った場合のいずれか両方で発症 相乗の治療は克する側を弱め、克される側を強める治療を行う
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相侮(そうぶ) |
相克では本来勝つ側が負けている異常な状態、病的状態 克する側が弱くなった場合と、克される側が強くなった場合のいずれか両方で発症 相侮の治療は克する側を強め、克される側を弱める治療を行う
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勝覆 |
子をして我を克するものを克させる 例、春(木)に喘息発作(金、肺の症状)が出現=金乗木(金が過剰になり木を克する) 次に春が終わり夏(火)になる=木生火=火克金により喘息症状が治まる
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